2021.02.02

02_今日からできる!自宅とオフィスの花粉症対策

 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、だるさ、目のかゆみetc…人によって様々な症状で苦しめられる、憂鬱な季節がやってきましたね。花粉症の季節です…。
 花粉症の方にはつらい季節が始まりますが、少しでも快適に過ごせるよう花粉症対策についてまとめました。お家やオフィスで、今日から出来る簡単な対策をまとめていますので、今日から実践し、つらい季節を乗り切りましょう!

■花粉症とは

 花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となってアレルギー症状を引き起こす病気です。鼻(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)、目(かゆみ、充血、涙)の症状が代表的ですが、他にも肌や喉のかゆみや倦怠感、熱っぽさなどの症状が現れることもあります。
 日本では約60種類の植物が花粉症を引き起こす原因になっていると報告されています。
 主なアレルゲンとしては、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどがあり、特にスギ花粉症については、日本人の約40%が罹患しているといわれており、「国民病」といわれるのも納得です。

ティッシュイメージ画像

■2021年のスギ・ヒノキ花粉飛散量予報

 スギやヒノキの花粉飛散量は、前年夏の気象条件と前年春の花粉飛散量が影響するようです。前年夏の日照時間(特に6~7月)が長く、気温が高い場合、前年春の花粉飛散量が少ない場合、その年の花粉飛散量が多くなる傾向にあるとのことです。
 それでは、2021年の花粉飛散量はどうなるのでしょうか。
 2020年夏の気象は、全国的に日照時間は平年並み、気温は高い地域が多かったようです。また、2020年春の花粉飛散量は全国的に少なかったため、2021年は2020年の前シーズンと比較すると、飛散量が多くなる地域が多いと予想されています。ただ、2020年は花粉飛散量が少なかったため、平年(過去10年の平均値)と比較すると2021年の花粉飛散量は少ない~平年並みの飛散量の予想となっているようです。
 飛散量が平年並みとなる地域が多いようですが、前シーズンの飛散量が少なかっただけに、平年並みといえども今年は余計につらく感じてしまうことがあるかもしれませんね。少しでも快適に過ごせるよう対策を行いましょう!

■花粉症対策・環境編

 気になる花粉症対策ですが、まずは環境面から。お家やオフィスの家具・家電の使い方やレイアウトを見直してみましょう。
 花粉は窓やドアから入ってくる他、上着や髪の毛に付着して屋内に入ってきます。屋外で付着した花粉は玄関で処理し、屋内に持ち込まないようにしましょう。

●玄関や入口で上着を脱ぐ

 上着に付着した花粉を屋内に持ち込まないよう、玄関や入口で上着を脱ぎましょう。脱いだ上着を屋内に持っていかなくていいように、玄関や入口にコートハンガーを準備すると便利です。

 ▼玄関やオフィス、お店の入口に設置。花粉の付着した衣類を屋内に持ち込まないようにしましょう。
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コートハンガー
コートハンガー(ポールタイプ)
シューズボックス

●空気清浄機は玄関や入口に設置する

 空気清浄機ってどこに設置していますか?オフィスだと執務スペース、お家だとリビングや寝室などに設置することが多いのではないでしょうか。生活スペースのすぐそばに設置して使用することも、もちろん間違いではありません。ただ、おすすめは玄関や入口への設置です。屋内に侵入してきた花粉は空気中を舞い、やがて床に落ちます。空気清浄機は床に落ちた花粉はあまり吸いこめないため、花粉が床に落ちる前に、侵入口である玄関や入口で使用すると効果的と言われています。

 ▼玄関や入口への空気清浄機の増設に。レンタルなら短期間の使用が可能です。
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加湿空気清浄機(18畳)
加湿空気清浄機(30畳)

■花粉症対策・習慣編

 続いて習慣面です。いつもの習慣を少し変えたり、少し追加したり、と少しの変化で花粉症対策になるかもしれません。

●換気は花粉飛散の少ない時間帯にする

 花粉の侵入を防ぐためにはなるべく窓を開けない方がいいのですが、昨今は新型コロナウイルス対策もあり、屋内の適度な換気が推奨されています。
 地域差はありますが、1日のうち13時~15時頃が最も花粉が飛散すると言われています。換気は飛散の多い時間帯を避け別の時間帯に実施することで、少しでも花粉の侵入を防ぎたいところです。

●花粉を手で払うのはNG

 帰宅時、花粉を落とすため髪の毛や洋服を手で払っている方、多いのではないでしょうか。私も長年花粉の季節の習慣として行っていたのですが、実は手で払うのはNG行為なようです…。
 手で上着や髪の毛を払うと花粉が舞い上がり、手や顔に付着してしまうため、避けた方がいいようです。代わりに、帰宅時の花粉除去には衣類用の粘着シートや濡れタオル、ウェットティッシュなどを使用し、花粉を舞い上げないよう除去する方法がいいようです。

●手洗い+洗顔をする

 上着や髪の毛の花粉を除去したら、手洗いをして花粉を水で洗い流しましょう。洗顔はお店やオフィスなど外出先では難しいかもしれませんが、自宅への帰宅時など、可能なときは実践できるといいですね。

●加湿して適切な湿度を保つ

 加湿して湿度を保つことも花粉症対策のひとつです。屋内での快適な湿度は40%~60%と言われています。湿度は低すぎると乾燥やウイルス繁殖の原因となり、反対に高すぎるとカビが繁殖する原因となります。
 適切な湿度を保つことで、目や鼻などの粘膜を乾燥から防ぎ、アレルギー症状が出づらい状態にすることができます。また、空気中を舞っている花粉が水分を含み、床に落ちやすくなります。床に落ちた花粉は掃除をして除去します。

手洗いイメージ画像

●いきなり掃除機はNG

 上記のように花粉が床に落ちた後、床の掃除をすると花粉の除去に効果的です。
 ただ、いきなり掃除機を使用すると、床に落ちた花粉が舞い上がってしまいます。床を掃除する際は、モップやお掃除シートなどで拭き取る、もしくは先に拭き掃除をしてから掃除機で吸うなどすると効果的です。

 ▼床の花粉除去には拭き掃除の後の掃除機がけが効果的です。
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コードレススティック掃除機
オフィス掃除機
ロボット掃除機

■花粉症対策・体調編

 環境・習慣が整ったら、最後は内面、ご自身の体調についてです。疲労や睡眠不足が続くと体調に影響して、アレルギー反応が起きやすくなってしまいます。睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけ、体調を整えましょう!

●花粉症を治す食品?

 「これを食べれば花粉症が治る!」という食品は残念ながら今のところ無いようです。ただ、腸内環境を整えたり、粘膜の働きを助けたりする食品を食事に取り入れることで、免疫力が向上し症状の緩和が期待できるかもしれません。

・腸内環境を整えるのに有効な食品
 -発酵食品ーヨーグルト、納豆、ぬか漬けなど
 -食物繊維・オリゴ糖を含む食品ーれんこん、海藻、大豆など
・免疫力調整に有効な食品
 -ビタミンDを含む食品ーキノコ類、鮭、イワシなど
・粘膜の強化に有効な食品
 -ビタミンAを含む食品ーかぼちゃ、にんじん、レバーなど
 -オメガ3脂肪酸を含む食品ーサバ、エゴマ油、アマニ油など

 花粉症の症状緩和に効果がありそうだからと、特定の食べ物を大量に摂取するのではなく、様々な食材を取り入れ、バランスの良い食事を取ることが大切です。

食事イメージ画像

●食事+運動+睡眠=規則正しい生活

 体調を整えるには食事だけではなく、規則正しい生活を送り、適度な運動と十分な睡眠も必要です。
 花粉が飛散している時期、屋外での運動は難しいかもしれませんが、水泳やヨガ、ストレッチなど屋内でできる運動を行ったり、花粉飛散情報をチェックし、飛散の少ない日や時間帯に散歩を行うなど、無理の無い範囲で取り組めるといいですね。
 バランスの取れた食事、適度な運動、そして夜更かしは控えめにして十分な睡眠を取り、規則正しい生活を心がけましょう。体調を整えることでアレルギー症状の悪化を防ぎましょう。

 
 オフィスやお家の花粉症対策についてご紹介しました。家具の設置位置を変える/掃除の順番を変える/症状緩和に効果的な食品を食事に取り入れるなど、少し変える/少し追加することでも対策をすることができます。今日からできる対策を始めて、つらい季節を乗り切りましょう!

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